失敗から学ぶ、調子に乗ることの怖さ

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Case.9 大学生特有の万能感に浸ってしまったら?

ニト21歳。
大学生活を順調に消化し、いよいよ4年生。
この頃になると学生特有のある種の万能感が生まれる。最初は不安だった1人暮らしも今では楽々こなせる。
アルバイトして自らの力で生活費を稼げる。
最初はたった1人からスタートした東京生活も自分の力で人脈を広げられた。
私の場合、名の知れた大学に通っていたため、大学名を出すと「すごーい」というリアクションがもらえたりもした。

社会を甘く見積もった私は、元々進学希望だったこともあり、周囲がせっせと就職活動をするのを横目にアルバイトしてダラダラと過ごしていた。

そして肝心の進学先の試験。
面接があるにも関わらず、私は普段着で髪を染めたまま、試験に臨んだ。
「専門学校なんてチョロいでしょ」とタカを括っていたのだ。

結果、見事落ちる!

その後、他の専門学校を受けようと思ったのだが、ここに来て衝撃の事実が。
何と、実家に専門学校に通えるだけのお金がないことが判明したのだ。

その事実に気がついたのは大学4年生の12月。
就職活動を始めるには遅すぎる時期であった・・・。
先生のコネ・先輩のコネを利用して必死に就職活動を開始するも、時既に遅し。
ニートへの扉は遂に開かれることになってしまった。

私の今までの人生の中での絶頂期がちょうどこの頃でした。
そしてその後の没落のきっかけとなったのもこの頃。

大学生活を送る中で、これまで出来なかった色々なことができるようになっていき、このような成功体験の積み重ねが、「意外と社会って何とかなるもんなんだな
こういう錯覚を起こしてしまう原因となったのでしょう。

このブログを読んでいる読者の方々は苦労されている方が多いと思いますので、このような学生の勘違いを笑われることでしょう。
ですが、これは私だけの事例ではなく、大学生は割と多くの人がこのような勘違いをしています
大学卒業後や、就職後に社会の洗礼を受ける人が結構おり、そのような話もよく聞きます。

謙虚な気持ちを忘れるな、と今なら言えます。
しかし、本人の自覚がないうちはなかなかその言葉は届かないもの。
本人が無自覚に調子に乗っていることもあります。
結局、本当の社会の厳しさは、洗礼を受けて初めて気づくことなのかもしれません

と、これだけでは何にも教訓になっていないので・・・。
洗礼は受けるもの、といってもはなるべく軽微に済ませたいところです。
洗礼のせいでその後の人生が詰んでしまうなんてこともあり得るので、将来のためにやらなければならない事だけはしっかりやっておくようにした方が良いでしょう。
自分の行きたい方向への努力だけはどんな時も決して惜しむべきではないです。
(普段は調子に乗っていても、就職活動だけはマジメに取り組む、仕事だけはちゃんとこなすなど)
周りにそのような学生がいる場合、先手を打って釘をさしてあげるのも優しさだと思います。

――後日談
桜満開の並木道をスーツ姿で歩くニト。
既に「大学生」という肩書きは失われ、後ろ盾は何もない。
必死に新しい後ろ盾を得るために就職活動をするニトの進む先には大きな暗雲が立ち込めていた・・・・。