「一富士二鷹三茄子」まだ間に合う!初夢チャンス!

ことわざ・名言を語ってみようシリーズ第7弾!

今回は新年早々ということで、お正月にちなんだ「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」という言葉を取り上げてみようと思う。

これって実際に見た人いるの!?

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一富士二鷹三茄子の意味・由来

一富士二鷹三茄子とは、夢に見るもの、特に初夢に見ると縁起が良いとされるものを、めでたい順に並べた句。

故事ことわざ辞典

このことわざは意味っていうほどのものはなく、単に縁起がいいとされるものを順番に並べただけの言葉である。
ことわざというよりも、詩のようなニュアンスだろう。

また、続く言葉として

「四扇五煙草六座頭(しおうぎ ごたばこ ろくざとう)」

「四葬礼五雪隠(しそうろう ごせっちん)」

というのもある(後世付け足された言葉だろう)。

「四扇~」の方は「一鷹二富士三茄子」をリスペクトして作られた感じだが、「四葬礼~」の方は作った人物の価値感が如実に表れている気がする。
きっと「縁起なんてくそくらえ!」という捻くれた人が作った言葉なんだろう。

なぜ現代まで引き継がれているのか?

さて、一鷹二富士三茄子の話に戻ると、これらが縁起が良いとされる理由としてはいくつかの説があるらしい。

  • 徳川家康の故郷、駿河の名物、もしくは家康の好物だった
  • 富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」というところから

などなど。

この言葉は江戸時代初期に作られたものということで、徳川家康が関係している説も有力視されている。
この後はこちらの「家康に関連した言葉説」を前提として話を進めてみたい。

もしこの説が本当であれば、当時徳川家康はかなりリスペクトされてたんじゃないだろうか?

今で言うなら、安倍首相の出身地の名物や好きなものを縁起の良いものとするってことだ。
「一ゴルフ二ブラックサンダー三昭恵」みたいに。
どう考えても流行らないだろう(語呂悪いのもあるけど)。

これが流行り、誰もが納得の言葉となる程度に家康のカリスマは凄かったのかもしれない。

しかし、いくらカリスマがあろうとも、時の権力者に関する言葉はだんだん廃れていくもの。
毎年のように首相の言葉は流行語になるが、そのほとんどは数年で忘れ去られてしまっている。
そんな中でこの言葉が今も根付いているのはなぜだろうか?

私の予想だが、一般人が権力者のことを言えるようになったのは、実はこの頃が最初だったのではないだろうか?

平和な時代になり、一般人でも権力者に関する情報をある程度知ることができるようになったために、日本で初めて生まれたゴシップだったのかもしれない。

  • 「【マジか!】家康の出身地はあの富士山が見える駿河国だった!」
  • 「家康公の鷹狩り好きは異常!」
  • 「衝撃スクープ!家康公の大好物は茄子!」

当時はこのような情報・噂が珍しかったため、一般人に大いに受け、全国的に広まって現代まで伝わることわざとなったのかもしれない。

(あくまで予想だから、全然違ってる可能性もある)

どんな分野にせよ、最初のこと(もの)は一番影響力が大きいのだ。

初夢チャンスはまだある!

ちなみに初夢とはもともと12月31日~1月1日にかけて見る夢のことを言っていたそうだが、現代では1月1日~2日にかけての夢だったり、1月2日~3日の夢のことを言うらしい。

まだ今夜にもうワンチャンスある。

一富士二鷹三茄子の夢を見れていない人は今夜に賭けてみてはいかがだろうか?