「苦虫を噛みつぶしたよう」苦い虫は実在する!

ことわざ・名言コーナーも8回目。

今回はこれまでのちょっと良さげな話から少し脱線して、くだらないネタでいきたいと思う。今回取り扱うのは「苦虫を噛みつぶしたよう」

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「苦虫を噛みつぶしたよう」の意味

きわめて苦々しい顔つき。ひどく不機嫌そうな表情のこと。

故事ことわざ辞典

嫌なことや思い通りにいかないことがある時に「苦虫を噛みつぶしたような顔」と表現される。
毎月1日に私がこの記事を書きながらしている顔だと思えば分かりやすい。

特に深い言葉ではなく、以上で解説終わりである。

それよりもこの言葉で最も気になるのは、「苦虫」がどのような虫のことを指しているのか?ということではなかろうか?
上の故事ことわざ辞典によると、苦虫は想像上の虫で、具体的な虫のモデルは存在していないらしい。
これは例えるなら小学生が「う○こみたいな味がする」と言うのと一緒の言葉だということだ。

つまり、「食べたことないけどなんとなくこんな味な気がする」という想像上の味ということになる。

このような想像上の味というのはどこまで万人共通のものなのかは定かでないが、私の経験上では多くの人が似たような使い方をしていることから、割と似通った味を想像できているものなのかもしれない。

苦虫は結構いる

実は私、過去に何度か苦虫を噛み潰したことがある。
これは嫌なことがあったとかの揶揄ではなく、実際に虫を噛み潰したということだ。

中学生時代、私は自転車で牛乳配達のアルバイトをしていた。
当時私が住んでいたのは超がつくほどの田舎で、見渡す限り田んぼや山しかない地域だった。

都会の人は想像できないと思うが、田舎の動物や虫は非常に図太い。
雨が降ると道にカエルが群がり、車道が潰れたカエルの死体だらけになったりする。

私は授業・部活が終わった後に牛乳配達をしていたのだが、この夕方の時間帯は、小さな虫がある場所に大量にたむろしていることがある。
灯りの近くなど分かりやすいところなら良いが、何もないところにたむろしていることもあり、薄暗い夕方では遠目から虫がいるのが分からなかったりもする。

そこで深呼吸などしようものなら一斉に虫が口にインしてしまうのだ。
自転車でヒィヒィ言いながら配達していた私は、何度かその虫達の洗礼を受け、誤って噛みつぶしてしまうことがあった。

ニガイ…

こういう虫で甘い虫・辛い虫などはお目にかかったことがない。
共通して苦いのだ。

私が同じ虫ばかり食べていたせいかもしれないが、苦虫が実在するのは間違いない。
昔の人は今以上に苦虫を噛み潰す経験を多くしていただろうから、苦虫を噛みつぶしたよう」なイメージが沸きやすかったのかもしれない。

そう考えると、都会生まれ都会育ちの現代人は、苦虫のイメージがつくのだろうか?
分からないなら、一度田舎に行って夕方に深呼吸することをおすすめする。