「Slay the Spire」カードとコマンドRPGが融合した作品

ゲーム

遂に「Hand of Fate 2」の記事で人気記事トップ10が全て埋まってしまった。

「ひきこもりブログとしてこれはどうなの?」と思わなくもないが、折角このブログに来ていただいているゲーム好きの方には、「このゲームはどうでしょ?」という作品も紹介したいと思う。

それが「Slay the Spire(スレイザスパイア)」というゲームだ。

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「Slay the Spire」ってどんなゲーム?

Slay the Spire(スレイザスパイア)

プラットフォーム:Steam、PlayStation4、NintendoSwitch

ジャンル:デッキ構築型ローグライクカードゲーム

販売元:Mega Crit Games

私はSteam版をプレイ。

聞いたことのないゲーム会社だが、本作は評価が非常に高く、私は「Hand of Fate 2」に続くカードゲームを探していたことから購入してみた。

Steamの他に、最近PS4やSwitchでも発売を開始している。

ジャンルは「デッキ構築型ローグライクカードゲーム」だが、これだけ聞いても訳が分からないと思う。

以下でゲームシステムを詳しく紹介していく。

手元にあるカードがコマンドRPGのようなコマンドになる

まず、ざっくりしたことから説明すると、このゲームのカードとは、要するに「戦闘コマンド」のこと。

コマンド選択式のRPGをご存知だろうか。

「たたかう」「まほう」「ぼうぎょ」「アイテム」のようなコマンドを選択して戦闘するのがコマンド選択式RPGだが、本作は「コマンドがカードになったもの」と思ってもらえればわかりやすい。

コマンド選択式のRPGでは、初期のころは「たたかう」「回復魔法」「ぼうぎょ」「アイテム」くらいしか選択できない。

その後レベルが上がるにつれて属性のある攻撃魔法や、敵に状態異常をかけられる魔法、自分を強化する魔法など様々な攻撃や・補助を使えるようになっていく。

これと同じように、「Slay the Spire」では敵に勝利したり、ショップでカードを購入することで、手持ちのカードがどんどん増えていき、戦闘で使える戦略が豊富になっていく楽しさが味わえるゲームなのだ。

バトルの基本ルール

バトルは上記のよう画面で行われる。

色々覚えなければいけない用語が出てくるが、まず覚えなければならないのがエナジーという概念だ。

画像で画面左下に表示されている3/3というのが、自分の現在のエナジー。

そして各カードの左上に表示されている①②というのが、カードを使うことで消費されるエナジーである。

画像の場合、それぞれのカードを使う際に1もしくは2エナジーを消費して効果を発揮できるということだ。

つまり、このターンでは①のカードであれば、最大3枚までカードを使えるわけ。

敵の頭上には次の行動のヒントが表示される

初期状態では1ターンごとに3エナジーが得られ、3エナジー分のカードを使うことができる。

次のターンに持ち越しがないので、3エナジーは全て使い切って構わない。

カードには0エナジーで使えるもの、3エナジー消費するものなど様々なものがある。

一方カードは、初期状態では1ターンにつき山(画面左下のカードマーク)から5枚配られる。

5枚のカードの中から3エナジー分のカードを使用することができ、使用したカードはすぐさま捨て札 (画面右下のカードマーク) に置かれ、そのターンで使用しなかったカードもターン終了後に捨て札に置かれる。

つまり、カードもエナジーと同様に次のターンに持ち越しはできないということだ。

山のカードがなくなると、捨て札が一度シャッフルされ、全てのカードが山に戻される。

ここまでの説明で理解できただろうか?

難しそうに思うかもしれないが、かなりシンプルなルールなのでプレイするとすぐ理解できるはずだ。

最後にもう1つ基本的なルールとしてカードの種類を紹介する。

「Slay the Spire」では効果に応じ、3種類のカードに分類されている。

  • アタック:攻撃を目的としたカード(ストライク、強打など)
  • スキル:ガード値を上げるなど一時的な効果を与えるカード(防御、雄叫びなど)
  • パワー:その戦闘中永続的に効果を発揮するカード(破裂、堕落など)

このゲームはプレイヤーキャラの体力回復手段が多くない。

アタックだけでなく、ガード値を上げて敵の攻撃を無効化したり、バフやデバフを上手く利用することが重要となる。

プレイヤーキャラは3人から選べる

ゲーム開始時、プレイヤーとして選べるキャラクターは1人だけですが、最終的に3人のキャラクターが選択できるようになる。

アイアンクラッドは最初から使用できるキャラクター。

戦闘終了後に体力を6回復できるレリックを最初から所持。

直接的な攻撃手段、防御手段を数多く持っており、このゲームを理解するためのキャラクターと言えそうだ。

アイアンクラッドで1度でもプレイするとアンロックされる2人目のキャラクター。

戦闘開始時に2枚追加でカードを引けるレリックを最初から所持。

サイレントは初期HPが低く、アタックも攻撃力が低めのものが多いが、毒の状態異常や手数の多いナイフ攻撃を繰り出せ、手数の多さで勝負するタイプのキャラクターだ。

ディフェクトはサイレントを1度でもプレイするとアンロックされる3人目のキャラクター。

戦闘開始時にライトニングを1個生成するレリックを最初から所持。

ディフェクトはライトニングをはじめとするオーブ(自分のターン終了後に自動発動する自立兵器)を使うキャラクターで、オーブを利用した補助で戦闘を優位に進められるキャラクターだ。

入る度にマップが変化するローグライクダンジョン

ゲームは上画像のようなマップを一歩ずつ進んでいく形で進行する(スタート位置が2~4カ所あり、好きなところからスタートできる)。

道中は戦闘以外のイベントもある。

?マスに行くことで特殊なイベントが起こったり、ドル袋マスでは商人と会って買い物ができたり、宝箱マスではレリックなどを入手できる、といった具合だ。

?マスのイベントは選択肢を選ぶAVG形式。

メリットを得られる選択肢がある場合もあれば、全てデメリットしかないイベントもある。

戦闘しまくってカードを集めるか、なるべく戦闘を避けて良いイベントが来ることを祈るかはプレイヤーと状況次第。

たき火マスの場所は体力回復 or カードのアップグレードが選択できる。

確実に体力回復ができるのはこのマスくらいだが、カードの効果が大きくなるアップグレードもかなり有用で、どちらを取るか悩むことになる。

多分上級者になると、ダメージをほとんど受けないまま進んでカードをアップグレードしまくるのだろう…。

最後の大きな印がある場所に辿り着くと、ボスとの戦闘。

これに勝利することでステージクリアとなる。

途中で死んだ場合は、初期状態から再スタート。

ただ、死ぬまでに得た経験値によって、新たなカードなどがアンロックされるため、死も完全に無駄にはならないようになっている。

死んでも何度も挑戦してみよう。

レリックやポーションを活用しよう

レリックの入手はボスや強敵を倒した時、商人から購入するなどの方法がある

本作ではカード以外にレリックポーションというアイテムが重要な効果を発揮する。

レリックとは、一度入手したら死ぬまで効果が続くアイテムポーションは戦闘中に使用することで一時的な効果が発揮される消費アイテムのこと。

ポーションは雑魚との戦闘でも比較的入手しやすく、初期状態は3つしか持てないので、危ないと思ったらどんどん使っていってOK。

レリックは入手できる場所が限られるが、攻略難易度やデッキ構成を一変させるような強力なものもあり、できるだけレリックを集めることも重要となる(たまにマイナス効果もあるが)。

Slay the Spire」レビュー

ここからは私がプレイした感想を書いてみる。

意外と地味な見た目は気にならない

「Slay the Spire」のゲーム画面を見て「絵がカッコよくない」「地味」そう思わないだろうか?

それもわかる。

確かにマップ画面とかめちゃくちゃ簡素だし、絵も洋ゲー臭が凄い。

おまけに敵キャラクターも落書きっぽいデザインだし…。

しかし、プレイしていると正直全く気にならない。

むしろ、慣れるとカッコよくすら感じるから不思議だ。

見た目だけで敬遠するのは持ったいない作品である。

意外にも日本語もしっかり整っており、読んでて(意味わからん)となる部分は少ない。

カードの説明文が重要な本作において、これは嬉しい部分である。

ただ、チュートリアルの説明不足感は多少あり、自分なりに試行錯誤して覚えていくようにできている。

特にバフ・デバフ効果は、しっかり戦闘画面で確認しよう。

2ステージ目から難易度は高め

初見プレイでも1ステージ目はクリアできたが、2ステージ目から難易度が跳ね上がる。

一発アタックを当てるごとに防御値が加算されていく敵、ターン経過するごとに攻撃力が強くなる敵など、厄介な特徴を持った敵が、どんどん出てくるからだ。

普通の雑魚にもかなり苦戦し、HPは常にカツカツ。

私は数時間プレイしたが、最高到達点はまだ3ステージ目止まりだ。

何ステージまであるのか分からないが、到達できるのはいつになることやら。

追記:アイアンクラッドで3ステージ目のボスを撃破したところ、ちょっとしたイベントが起こり、「第1部完!」みたいな形になった。

他のキャラでも3ステージクリアすると、また何かありそう。

更に追記:3ステージまでのボスを全てのキャラクターで撃破すると、真ボスが登場する4ステージ目に行く鍵がアンロックする。

詳しくは攻略記事にて。

搦め手が使えるサイレント、ディフェクトでのプレイが面白い

初期キャラクターであるアイアンクラッドは直接的なアタック、ガードなどが中心となっており、分かりやすい反面、普通のコマンド型RPGの延長のような感じであまりカードゲーム感を感じなかった。

一方、サイレントやディフェクトのプレイでは様々な特殊能力が用意されているため、エナジーを増やして「ずっと俺のターン」や「コンボを駆使して敵の攻撃を完封」というような搦め手が使いやすい。

クセは強いけど、使いこなせば強いタイプ。

本作はカードゲームというジャンル上、むしろクセが強い方が純粋に強い気がする。

「Slay the Spire」の真価は、この2キャラを使って初めて理解できるような気がする。

アイアンクラッドで1回プレイして、大体のルールを覚えたら、サイレントやディフェクトを早めに使用することをオススメしたい。

追記:プレイ数時間の感想はこんな感じだったが、アイアンクラッドも実はかなり戦略が豊富にある。

どのキャラクターを使ってもデッキによってかなり面白いことができるので、要はプレイヤーのアイデア次第ということだ。

ハマれば長時間遊べそう

「Slay the Spire」はストーリーらしいストーリーはなく、派手さもないため、そういう意味ではあっさり風味のゲーム。

しかし、最初からプレイする度にマップの中身も、入手するカードも、ステージボスも変化するため、毎回新鮮な気持ちでプレイできる。

自分のお気に入りのカードを揃え、要らないカードを捨てながらデッキ構築していく快感にハマれば、何時間でも遊べてしまいそうな雰囲気はムンムン。

私もまだまだ遊び足りないですが、かなり時間泥棒なゲームなので、どういうタイミングで遊ぼうか悩む…。

カードゲームが好きな人、ローグライクが好きな人、ストーリーやグラフィックよりゲーム性だ、という人にオススメのゲーム。

気になった方は是非遊んでみてほしい。

Steam版はこちら

PS4版はこちら

Switch版はこちら

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