「Hand of Fate 2」カードとTRPGとアクションの融合した不思議なゲーム

ゲーム

私の趣味「ゲーム」をブログの1カテゴリーとして作ってみた。

以前はゲームブログもやっていたが、そのブログをこのカテゴリーに丸々移行する形だ。

さて、そんなゲームカテゴリーの記念すべき第1回目では、マリオでもモンハンでもなく、「Hand of Fate 2」という非常にマイナーなゲームを紹介しようと思う。

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「Hand of Fate 2」はどんなゲーム?

Hand of Fate 2(ハンドオブフェイト)

プラットフォーム:Steam、PlayStation4、NintendoSwitch

ジャンル:アクションRPG

販売元:H2 INTERACTIVE Co., Ltd.

公式などでジャンルはアクションRPGと表記されているが、他のアクションRPGをイメージしたら痛い目に遭う作品。

どちらかというとボードゲーム+3Dアクションという感じ。

「2」とあるように、「Hand of Fate」という作品の続編である。

私は 「Hand of Fate」もプレイ済。

一応大きなストーリーとしては繋がりがあるが、「2」だけプレイしても全く問題なく、まずは「2」をプレイして面白ければ「1」に遡る形で良いと思う。

日本では間違いなくマイナー作品だが、Steam、PS4、Switchと手広いプラットフォームで販売しており、ゲーム好きの人であれば比較的購入しやすい。

私はPS4版をプレイした。

怪しげな占い師とタイマンでゲームする

ゲームを起動すると、プレイヤーの座った向かいの席に座った怪しげな占い師が語りかけてくる。

そして、唐突にカードをバラまいたかと思うと、テーブルゲームがスタートする。

この占い師と行うゲームはテーブルトークRPGというもので、現在のコンピュータRPGの原型となったゲーム。

本作は基本的に、延々とこの占い師と2人でテーブルを挟み、ゲームをしていくという形で進行していく。

それぞれの役割は占い師がゲームマスター(進行役)、主人公がプレイヤー。

駒を1つずつ進めてカードに書かれたイベントをこなし、最後のイベントでボスを倒すことでステージクリアとなる。

一方、途中で駒の体力が0になる、何らかの失敗条件を満たすことでステージ失敗だ。

占い師が作ったゲームという設定で、このゲーム上では占い師こそが神。

今作での占い師の目的は「主人公を鍛える」ということで、前作ほど露骨ではないが、今回もゲームを進めるにつれてどんどん不条理なルールを主人公に押し付け、簡単にクリアさせないように妨害してくる。

ストーリーはタロットカードを模した22ステージ

ストーリーモードは最初に唐突に始まるチュートリアルステージを含め、全部で22ステージある。

全てのステージにはエピソードストーリーがあり、同じ冒険者が主役のオムニバス短編集のような感じになっている。

ステージは全てタロットカードを模した名前がつけられており、タロットカードのナンバー順(0番愚者~21番世界)にステージがアンロックされていく。

ステージはどれも特徴的で、カードの名前に沿った展開(「死神」なら殺し屋に付け狙われる話)になることもしばしば。

ストーリーモード以外にも、死ぬまでにどれだけスコアを稼ぐかを競うエンドレスバトルモードも用意されている。

カードイベントと収集方法

ゲームは、仲間、イベント、アイテム、敵キャラなどが全てカードとして表示される。

(本来のテーブルトークRPGもそうなのかな…?)

主人公はイベントを道中のマップの一部となるエンカウンターカード、そして主人公が装備するアイテムカードを主に集めることになる(他に条件達成することで仲間カード、物資カードが入手できることもある)。

プレイヤー有利なイベントが発生するエンカウンターカードや、プレイヤーを大幅に強化するアイテムカードを入手できればそれだけゲームを有利に進められるため、カードの入手はかなり重要な要素だ。

エンカウンターやアイテムカードを入手する条件は以下の通り。

  1. ストーリーステージをクリアする
  2. ストーリーステージを条件を満たしてクリアする
  3. イベントカードやアイテムカードごとの条件を満たし、トークンを得る
  4. イベントカードやアイテムカードごとの条件を満たし、トークンの欠片を5個集める

イベントカードはステージ毎に固定のものもあるが、それ以外のイベントカードやステージ内に登場するアイテムカードは制限枚数内で自由にデッキを組むことが可能。

カード収集自体もゲームの目的の1つであり、どんどんカードを集めたい。

しかし、1以外のカード収集方法はステージクリアを難しくするリスクでもある。

トークンの入手を優先しすぎると特定条件でのステージクリアが難しくなり、ステージクリアを優先しすぎるとイベント・アイテムカードのトークンの入手が難しくなる、というように、1回のゲームで全ての条件を満たすというのはなかなか難しいバランスになっている。

運と実力が試されるイベントの成否判定

カードガンビット
ルーレットガンビット
ダイスガンビット
振り子ガンビット

ステージのイベントやカードのイベント中には、成否を判断するミニゲームが発生することがある(ガンビットと呼ばれる)。

ガンビットは全部で4種類。

  • カードガンビット:4枚の成功・失敗などが書かれたカードをシャッフルして1枚選ぶ
  • ダイスガンビット:3つのサイコロを振り、一定値以上の数字を出す
  • ホイールガンビット:8枚程度のカードを回転させ、止まったカードが適用される
  • 振り子ガンビット:振り子の光を下にある銀(成功)、金(大成功)に合わせて止める

ダイス>カード>ホイール>振り子 の順で運要素が強くなっている。

振り子はある程度慣れると自力で大成功を出しやすいが、ダイスは運要素が強く、なかなか狙って勝つのは難しいのだ。

ただし、ダイスガンビットも、ダイスの振り直しができるなどアイテムカードで有利な状況を作ることができ、運だけの成否判定に頼らず自分で運を引き寄せることもできる。

バトルは3Dアクション

イベントカードの中には戦闘が発生するものもある。

戦闘は駒となる主人公を操作して直接敵と戦う3Dアクションだ。

戦闘では装備している武器によってアクションが異なり、通常攻撃の他、敵をひるませる強打、敵の攻撃を弾く防御、多くの敵をまとめて攻撃できるアーティファクト、一定数無傷で攻撃を当てると発動できるチャージ攻撃、回避などのアクションが使える。

また、仲間に特殊攻撃でサポートしてもらうことも可能。

防御や回避を使えば敵を完封することもできるが、うじゃうじゃと敵が出てきた場合など、全ての攻撃をやり過ごすのはなかなかシビア。

アクションが苦手な人は最初は苦戦するかもしれない。

ただ、敵によって有利な武器・不利な武器が設定されているので、武器を上手く使い分けることで多少楽になるだろう。

また、武器ごとに設定されているチャージ攻撃はかなり強力なので、溜まったら積極的に撃っていこう。

「Hand of Fate 2」レビュー

ゲーム説明だけで結構疲れた…。

でも、ここからは私がプレイした感想なども書いてみる。

派手さはないが何故かプレイしたくなる

このゲームは戦闘時以外、ずっと占い師のおっさんの顔を見続けるというメチャクチャ地味なゲームだ。

ストーリーもほとんどがテキストで表示されるので、ノベルゲームに共通する面倒くささがあるのも事実。

キャラクターも日本人好みではないし、外見からは欲しくなる要素はゼロに近いだろう。

でも、カード収集が好きな人や、テーブルトークRPGに興味ある人、ダークファンタジーな世界観が好きな人は食わず嫌いせずにやってみてほしい。

クセは強いけど、ストーリーの世界観やシステムの面白さなどに気づき、やればやるほど面白くなってくるはずだ。

たまに運が悪すぎてコントローラー投げたくなったりもするが、そんな理不尽も実力で何とかなる場合が多く、「無理だ」と思う程ボロボロになりながらも、クリアできた時の達成感は凄い。

片手間ではプレイできない硬派なゲーム

本作はスマホいじりながらみたいな手軽なゲームが増えている昨今では珍しく、なかなか片手間でできないゲームである。

なぜなら、シナリオがほとんど文字で書かれているため画面をじっくり読んでいかなければならないし、ガンビットではしっかり成功を引き当てるために画面を凝視するし、戦闘では敵の攻撃を的確に防御・回避しないとすぐに死んでしまうようになっているからだ。

結構プレイしている私でも、集中力が途切れると、戦闘中にボコボコ攻撃を食らってしまうくらい、集中力が大事なゲームになっている。

オフラインのゲームなのでいつでもポーズできるが、プレイ中は見逃し厳禁。

ゲームをダラダラしたいという人には向いていないが、ゲームの世界にじっくり入り込んで、現実逃避したい人には良いかもしれない。

カードやルーレット、振り子ガンビットもしっかり集中していれば、実力で 大成功や成功を 引き当てることも可能で、動体視力が鍛えられるかも!?

日本語訳が一部おかしいのはご愛嬌

と、ここまでゲームの良い面を沢山書いてきたが、難点もある。

特に気になるのは日本語訳で、時々意味が分かりにくい表現や誤字を見かける。

ここら辺は何とか修正してもらいたいが、前作「Hand of Fate」も同じだったことから、多分修正はされないだろう。

英語が読める人は英語版でプレイした方が雰囲気が分かりやすいかもしれない。

日本語でもまるで意味が分からないということはないが、最初は独特の表現の数々に戸惑うだろう。

じっくり時間をかけてプレイするのがオススメ!

最近はオンライン専用のゲームが増え、何かとプレイするのに時間がかかるゲームが増えた。

その点、本作はオフラインでじっくりプレイでき、1ステージは大体30分~1時間程度、時間が限られている社会人にも優しいゲームである。

私自身も夜寝る前に1ステージずつクリアする、といった感じでプレイしており、まだ全クリアまで至っていない。

(時には1ステージもクリアできず、ムキーッ!となって寝る時もあるが…)

地味でマイナーゲームながら、面白いので是非プレイしてみてほしい。

Steam版はこちら

PS4版はこちら

Nintendo Switch版はこちら

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