引きこもりがネットゲーム(MMORPG)に手を出してはいけない理由

引きこもり

最近、悪い意味で引きこもりの話題が大きくなっていますよね。

登戸事件に引き続き、今度は父親が引きこもりの息子を殺害するという事件が起こってしまいました。

息子は日常的に家庭内で暴力をふるい、それを止めるために父親が最悪な決断を下す…。

この事件で私が一番気になったのは「どうしてここまでこじれるんだろう?」ということです。

私は引きこもりですが、これまで家庭内暴力をしたいと思ったこともないですし、日常生活で頭に血が上るようなことも今はほとんどありません。

「私の家と彼の家では何が違うんだろうか?」とニュースの情報などから自分なりに分析すると、以下の2つの違いが大きかったのではないかと思います。

  • 親との関係性
  • ネットゲーム中毒

今回はこの2つの中から「ネットゲーム中毒の危険性」について書いてみようと思います。

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MMORPGとは?

事件の被害者である息子さんは、「ドラゴンクエストⅩ」というMMORPGを長年プレイしていたようです。

MMORPGとは、現実世界のミニチュア版のような世界を作り、数百人~数千人規模のプレイヤーが同じ世界の中で生活をしていくというジャンルのゲームです。

モンスターを倒す、魔法を使えるなど、もちろん現実世界にないルールもありますが、時間が常に流れていたり、現実と同じような経済活動が機能していたりするなど実際の世界に近い部分もあり、現実とは別のもう1つの世界の住人として活動することができます。

大抵のゲームではプレイヤー同士で協力する機会も多く、他のネットゲームに比べてもプレイヤー同士のコミュニケーションは活発になりやすいという特徴があります。

ちなみにネットゲームと言われるものの中には「モンスターハンター」シリーズやFPS・TPS系のゲームのような、クエストごとにパーティーを組んだり、対戦相手を組むゲームもありますが、これらはMMORPGとは呼びません。

これらのゲームとMMORPGでは中毒性が全く異なるため、厳密に区別する必要があると思います。

MMORPGに長時間のめり込むワケ

以前のブログで2回ほど書いていますが、私も引きこもる前にMMORPGをプレイしていたことがあります。

私は当時アルバイトと大学を両立している大学生だったので、いわゆる廃人とまではいきませんでした。

…が、その一歩手前くらいの状態ではありました。

MMORPGに触れたことない人は「何がそんなに面白いの?」と思うかもしれませんね。

でも実は面白くて長時間プレイする訳ではないんですよ。

ある程度ゲームをプレイして、特定のプレイヤーと仲良くなると、仲間プレイヤーの流れに乗り遅れないよう、半ば義務的にゲームをしなければならないと思い込むようになるのです。

例えば、学生が1カ月休んだ後に登校してきた時、今クラス内で流行っていることが分からず浦島太郎状態になりますよね。

それと同じで、MMORPGも長時間休むと、仲間内の話題に全然ついていけなくなってしまうのです。

だからこそ、みんな仲間と歩調を合わせるために毎日ログインしてせっせとレベルを上げたりするような流れになります。

引きこもりがMMPRPGに手を出すと危険な理由

このようにゲームの面白さとは別に、他人と繋がることによってMMORPGはドハマリしやすい仕組みになっているのですが、これ以外にも引きこもりが手を出すと危険な理由があります。

MMORPGは基本的に長時間プレイできる人ほど有利。

つまり時間を持て余した引きこもりは、仕事や学校に行く他のプレイヤーよりもゲーム内では活躍できる可能性が高いゲームなのです。

そんな頼もしい仲間がいたら、みんなゲーム内では褒めてくれますよね。

それが快感になって余計にゲームから離れられなくなってしまうのです。

ゲームで活躍すればするほど、ゲーム内では褒めてもらえます。

その一方で現実世界では、「ゲームばっかりしてないで仕事を探しなさい」なんて親に小言を言われ、社会的な身分も低いまま。

引きこもりがどちらの世界に魅力を感じるかは明白ですよね。

リアル世界を捨て、ネットゲームの世界を選んだ引きこもりにとって、ゲームの邪魔をしてくる人間は敵以外の何者でもありません。

私がMMORPGをプレイしていた時は一人暮らしだったのでそこまで問題になりませんでしたが、もしこれを無理やり辞めさせようとする人がいたら、やっぱりかなりウザイと感じたでしょう。

このようなイライラが今回の事件のきっかけとなる、家庭内暴力に繋がっていたのではないか…と思います。

引きこもりはMMORPGに近寄らないが吉

私はどんなことにも良い面・悪い面があると思っていて、あまり規制とか厳しくしたくない派ですが、MMORPGについては「うーん…」と困ってしまうのが正直なところ。

コミュニケーションの練習に使えるとかお金を使わないという面で良い部分もあるのかな…。

ただ、基本的に「引きこもりはMMORPGをしない・近寄らない方がいいよ」と思います。

一度ハマったら抜け出すのはなかなか大変ですし、ゲームを長時間する分、同居人とのコミュニケーションは疎かになりやすいです。

ゲームをやるならMMORPG以外にも沢山ありますし、ネットゲームの中にもそこまで親密なコミュニケーションが必要となされないものもあります。

こういうものであれば「やらなきゃ」という強迫観念に駆られることもありませんし、仮想世界にどっぷりなんてこともあまり起こらないと思いますよ。

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